【必見】楽して痩せる方法!運動なしで痩せる!1週間で○kg痩せる!
などの文言ってよく見かけませんか?これは人間の心理を利用した搾取広告フレーズです。
正しくダイエットを理解していれば、簡単に痩せることは不可能ということに気付きます。
ではどうして、こういうフレーズが出回っているのでしょうか?
それは企業が、儲かるからです。
人間は少しでも楽な方法を探し、少しでも苦痛な思いをせずに生きたいのです。
その心理を利用しているだけです。
この事実を知り、まずは正しいダイエットの知識を身につけてください。
なぜ魔法のような方法はないのか
痩せるメカニズム
まず、痩せるメカニズムについて知っておきましょう。
これは難しいことは一つもなく、
消費カロリーが摂取カロリーを上回る
たったこれだけです。
簡単に痩せられない理由
では、こんなシンプルなことなのに何故簡単に痩せれないのでしょうか?
- 実は消費カロリーは複雑が故に把握するのが難しいから
- 継続できないやり方をしているから
この2点に尽きます。
消費カロリーの把握
摂取カロリーの把握は食べたり飲んだりしたものを足していくだけで、ある程度把握可能です。
ただ、消費カロリーについてはどうでしょうか?
一般的に、消費カロリーとは、
基礎代謝 + 活動エネルギー代謝 + 消化代謝
となります。
基礎代謝とは、何もしていなくても消費するエネルギーのことです。
人間は生きているだけで、心臓や他の臓器が止まらないようにできています。
その生命維持活動に関わるエネルギー消費の事を基礎代謝と言います。
活動エネルギー代謝とは、1日の生活の中で動いている時に消費するカロリーとなります。
これは運動だけを指すのではなく、掃除や洗濯、その他動いたり、考えたりしたりすることで消費するカロリーとなります。
消化代謝(食事誘発性熱産生)とは、食べ物を消化するために必要なエネルギー消費の事を指します。
各エネルギー消費における割合は、
基礎代謝60% 活動エネルギー代謝30% 消化代謝10%
と言われています。
一見、これを足せば簡単の消費カロリーが把握できると思うのですが、複雑なポイントはこちら。
基礎代謝の把握が難しすぎる!!!
一般的に基礎代謝を計算で知ることはできます。
基礎代謝を知りたい方はこちら
TDEE計算・高精度計算サイトより
ただ、ここが落とし穴です。
計算で導き出された数字はあくまで参考値ということです。
どういうことかというと、同じ年齢、体重、身長であっても、人それぞれ基礎代謝は異なるのです。
「俺結構食べる量気にしてるのにな」
「私間食しないように気をつけているのに」
なんて心当たりのある方いませんか?
まずは自分の基礎代謝を知るというところからスタートしないと、ダイエットは成功しないのです。
その方法はこちらの記事で解説していますので、参考にしてみてください。
継続できないやり方をしてしまっている
ほとんどのダイエット経験者は、体重が減少することができた経験があるのではないでしょうか?
これは急激な変化を伴い、身体に負荷をかけすぎてしまうことがほとんどの原因です。
気づいた時には、ダイエットを辞めて、いつの間にかリバウンドしている、もしくはリバウンドどころか、ダイエット前より体重が増えているなんてことも起こります。
まず大事なことは、
少しずつでいいから長く継続できるダイエットプランにすること!
実はこれが難しいのです。
人間はすぐに結果を求める習性があり、結果が出ないとすぐに辞めてしまう傾向があります。
ですが、ダイエットは長く継続しないと絶対に望む結果は出ません。
だからその事実を理解し、正しく行うべきなのです。
ダイエットの長期継続方法はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
ダイエットの心構え
ダイエットをする上で最低限これは心に刻んでおいた方がいいことがあります。
- 魔法のダイエット法はない
- ダイエットは長く続けなければ意味がない
- 体重に一喜一憂しない
- ダイエットの目的をはっきりとさせる
魔法のダイエット方法はない
先述した通り、楽して痩せる方法は絶対にありません。
まずこの事実に気づいてください。お気持ちは十分分かります。
かくゆうカニDも何度もその謳い文句に騙されてきました。
今ではSNSや動画サイトであらゆるダイエット広告が出てきますが、くれぐれも騙されないでください。
ダイエットは長く続けないと意味がない
魔法のようなダイエット法がないという事実を理解して、いざダイエットを始めても、すぐに結果を求めることはNGです。
ダイエットはそう簡単には成果が出ないのです。確かに一時的に体重は落ちるかもしれませんが、その体重減少が果たして適切な範囲なのか?
本当に脂肪が落ちているのか?そこを見極める必要があるからです。
脂肪1kgを燃焼させるのに何キロカロリー消費する必要があるかご存じでしょうか?
答えは 7200kcal です!
では、7200kcalを消費するというのは何を意味するでしょうか?
体重70kgの人が、時速8km(ジョギングペース)で1時間ランニングした場合、消費されるカロリーは約590kcalです。
毎日1時間ランニングをしたとして約12日で1kg痩せられるということです。
体重が1kg減少したということではなく、純粋に脂肪が1kgなくなったということです。
残酷ですよね。普通の生活している人たちはいきなり毎日そんなに走れませんよね。
これが1ヶ月で何キロも痩せることができない理由と、継続しないとダイエットは成功しない理由です。
体重に一喜一憂しない
多くの勘違いが体重減少 = 脂肪減少と捉えてしまうことです。
これが多くのダイエット経験者が陥る罠になります。
少し食べた量を減らしたり、今まで運動してなかったのに急に運動を始めたりしたら、次の日体重が落ちていたなんて経験ありませんか?
「やったぜ!体重が減った!」と喜びたいところではありますが、これもまた残酷ですが、脂肪が減ったのではなく、
ほとんどが体内の水分が減っただけです。
ダイエットって残酷ですよね。カニDもこの事実に何度も苦しめられてきました。
脂肪を燃焼させるのって本当に大変なんです。
またまた、残酷なことを申し上げると、食事制限だけダイエットや有酸素運動だけダイエットなどは、脂肪を減らすことは可能ですが、同時に一番大事なものも減少します。
それは「筋肉」です。
筋肉は代謝を上げるのに必要ですし、見た目にも大きく関わってきます。
せっかくダイエットしているのに、見た目がいつまでも満足できないとモチベーションも下がりますよね?
だから筋肉を増やす、または維持しながら脂肪を減らす必要があるのです。
これは正しい知識とやり方をしていかないと難しいので、その方法も詳しく記事にしていきます。
脂肪が減れば当然体重は減ります。
であれば、体重に一喜一憂してもいいじゃないか?と思うかもしれませんが、ここもまた落とし穴です。
脂肪と筋肉の重さは同じでしょうか?
同じ質量であれば筋肉の方が重い
のです。
極論の話をさせていただくと、仮に同じ質量の筋肉が増え、脂肪を減らせたとします。
体重は減るでしょうか?
答えはNOです。
では、それはダイエットに失敗したということでしょうか?
これも答えはNOです。
つまり、体重を減らすということに固執するのではなく、脂肪が減ったという指標があればそれでいいのです。
その指標とは何か?
- 各部位のサイズ(腹囲、胸囲、腕や太もも周りなどなど)の測定
- 脂肪の厚み測定(キャリパー法)
- 見た目の写真比較
です。
体重よりも、上記3点を意識することが最も重要となります。
ただ、体重は測らなくて良いかというとそうではありません。
体重が減ったら喜ぶのは当然です。モチベーションも維持できますし、ダイエットにおいて一つの指標になるのも間違いありません。
体重との付き合い方を見直すことで、ダイエットの成功率は格段に上がります。
正しい知識でダイエットに向き合いましょう。
ダイエットの目的をはっきりさせる
漠然と体重を減らしたいという目的でダイエットをスタートしても、なかなか続かないのはもうお分かりですよね?
先ほど記述した通り、体重は参考にはなりますが、「まやかし」でもあります。
ボディメイクをしたいのか?腕や足を細くしたいのか?ぽっこりお腹を減らしたいのか?
目的はそれぞれでいいのですが、体重という数字の目標ではなく、何のためにダイエットをするのか?ということをはっきりと決めてからスタートする方が確実に長続きします。
まず、
自分はどうなりたいのか?
ここに重点をおいて、ダイエットをスタートしてみてください。
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